不安なことは 脳内で起こる心配事は 近所で起こる不愉快な事は ごく、狭い世界で起こるこの、小さな広い世界に きらめきや歓び 楽しさや嬉しさは溢れて、いる。 松井絆

雲も無い空今日が澄み渡る真横から水平に照らす強い光 歓び合うかのような 数羽の鳩たちあぁこんな日を 幾つやり過ごして 来たのだろう こんな一日の始まりに 泣きじゃくりたくなるかのような 胸の 高鳴り 松井絆

ひりひりとしながら 君の気持ちを待つ間 隙間風が吹くように 頼りない胸の内この声はどこへ向かうのか 不安 不安 どうしてだろう君へ放った信号が 反射してくるのを待つ間 ただひたすら 何かを待ち続ける頼りなく ひりひりと 松井絆

たいよう冬の硬い空を割ってひかり差す 太陽 松井絆

いちにさんしごろくしちはちきゅうじゅう、じゅういちじゅうにじゅうさんじゅうしじゅうごじゅうろくじゅうしちじゅうはちじゅうく、にじゅうただ、数えるだけ 息を、吸って、吐く。 松井絆