詩人になりたかった僕たちへ

詩とは、こころの涙なのでしょうか。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

きょう

満月を浴びて みかんを食べた 人混みを渡り 贈り物を選んだ野心と向き合い僕はついに勝利する 野望はぎらぎらとこの胸を焼き めくるめく写真は心地良い波を立てた友人へ文を書き 明日の予定を思う 引き出しを整理し 食器を洗った猫と会話もしたし また月を見…

つくることは

積み木のブロックで かたちを作って なんとなく イメージ 通り車 家 お城の門 次はなにができるちいさな夢を形づくって 一つずつ完成を見るけれどひょんなことで かんたんに ぶつかってあぁ ガラガラガラああ また作ればいいよ また作ればいいの大丈夫だから…

もっと、もっとと

もっともっと もっと欲しいんだもっと手放したいんだもっと自由に もっと自由をだけど、もっともっと縛られたい矛盾。それは もっと愛されたい 心の声かも知れない 松井絆

忘却

人はわすれました。動物である事を。 自然の中に生きていたことを。コミュニケーションは、感じるものだという ことを。 言葉など無くても、伝えることが出来るという あたりまえの ことも。みんなわすれました。 火など起こせなくても生きてきたこと、 この…

ひとり

ひとりは楽しい 楽(らく)だからひとりは孤独 とはちがう 孤独を感じるその時に きっと 楽(らく)とは思わない、ね。ひとりは心地よい 羽根を伸ばすみたいに じゆうに泳ぐみたいに空を飛ぶときも 海を征くときも この地に立っているときも私は ひとり 松井…