詩人になりたかった僕たちへ

詩とは、こころの涙なのでしょうか。

信ずること

白銀の豊かなる衣を纏うた
言祝ぎの者たち
天青石の国からきた
穢れなき光のかたまりよ

我らを見守りあたためる
望みの声を待つ者よ
その白銀に抱かれて
愛の毛布に巻かるるが如く

土を歩きし我らをも そっと
微笑の癒しで満ち引き給う
信ずることを
道標にして

















松井絆