詩人になりたかった僕たちへ

詩とは、こころの涙なのでしょうか。

窓硝子の向こう
一匹の蛾がやって来て
頻りに羽をばたつかせている


麦酒を 一口含む
苦みのある芳香が 鼻腔を撫でる












松井絆